時計 2021/04/01 13:00

1人当たりの市町村民所得、宇検村トップ292.5万円 鹿児島県18年度

 鹿児島県は31日、2018年度市町村民所得推計を発表した。1人当たりの所得は17市町村で増加し、トップは宇検村の292万5000円(6.7%増)だった。海面養殖などの漁獲量が好調だった。最低は三島村で114万7000円(44.4%減)。

 1人当たりの市町村民所得は給与や利子などによる所得と企業所得の合計を人口で割って算出するため、分母の人口が少ないと変動が大きい。前年度増加率トップだった三島村は、新造船の費用が企業所得を引き下げたことから、増加率が大幅なマイナスとなった。

 市町村民所得そのものの増加率トップは瀬戸内町の5.6%。宇検村5.4%、奄美市3.9%と続き、大和村、徳之島町、龍郷町と奄美地域が上位を占めた。増加率プラスは8市町村だった。瀬戸内町、奄美市は自衛隊施設の公共工事が増えた。

 1人当たりの県民所得は0.1%減の250万9000円。1人当たりの国民所得319万8000円の78.5%だった。県民所得を上回ったのは宇検のほか、霧島、さつま、大崎、鹿児島、薩摩川内、志布志、南種子、和泊、長島の10市町村。県民所得との格差が80%以上100%未満は29市町村、80%未満は4町村だった。