時計 2021/04/15 22:40

徳之島空港に米オスプレイ着陸 事前通告なし、20分後離陸

奄美空港に着陸したオスプレイ=2018年6月、奄美市
奄美空港に着陸したオスプレイ=2018年6月、奄美市
 鹿児島県は15日、米軍第1海兵航空団所属の輸送機MV22オスプレイ1機が14日夜、徳之島空港(天城町)に事前通告なく着陸したと発表した。約20分後に離陸、けが人や滑走路の損傷、民間機の運航への影響はなかった。

 米軍オスプレイが徳之島空港に着陸したのは初めて。空港を管理する県によると、14日午後8時10分ごろ、事前連絡なく駐機場に着陸した。乗組員2人が機体の外観を確認するような動きをした後、同8時29分離陸したという。空港は運用時間外だった。

 九州防衛局によると、機体は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属。防衛省からは県に、在日米国大使館の情報で「予防的措置として着陸したが、機能不全は確認されず、離陸した」との連絡があった。トラブルの詳細や出発地、目的地は不明。県は15日、米軍に速やかな情報提供と再発防止策を申し入れるよう、九州防衛局に要請した。

 県内空港への米軍オスプレイの緊急着陸は2017年6月から計6回確認されており、このうち5回は奄美空港(奄美市)。直近では19年3月、普天間所属のオスプレイ1機が、沖永良部空港(和泊町)に事前通告なく着陸した。