時計 2021/04/21 07:00

工事終わってないのに「完了」と虚偽申請 国が天城町に交付金4000万円返還命令 補助金適正化法に違反

交付金返還の対象となった天城町防災センター=20日、同町
交付金返還の対象となった天城町防災センター=20日、同町
 天城町防災センターの建設を巡り、町が骨組み工事の完了を偽って完成検査調書を作成した問題で、国土交通省は補助金適正化法に違反しているとして、交付金約4030万円の返還命令を出した。12日付。同町は期限の今月末までに返納する方針。

 町によると、骨組み工事の本来の工期は2015年2月20日~16年3月24日で、国から5億6688万円の交付金を受けた。工事は5月中旬までかかったが、町は予定通りに完了したと国に虚偽の申請をしていた。

 総事業費は約18億円。県道路維持課によると、工期内に完成しない場合、国への報告や次年度への繰り越し手続きが必要。町はいずれも怠っていた。

 町議会特別委員会の調査で虚偽の申請が発覚。国から未完成部分の交付金決定を取り消された。森田弘光町長と当時の担当課長は減給となった。
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