時計 2021/05/10 23:00

鹿児島県知事、「まん延防止」要請検討 政府に迅速判断求める 営業時間短縮、感染推移を注視 全国知事会

ウェブ会議で鹿児島県内の新型コロナウイルス感染状況を説明する塩田康一知事=県庁
ウェブ会議で鹿児島県内の新型コロナウイルス感染状況を説明する塩田康一知事=県庁
 全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部のオンライン会合が10日あり、鹿児島県の塩田康一知事は「まん延防止等重点措置」適用の要請を検討していることを明らかにした。同日から23日まで鹿児島市など5市町の飲食店に求めた営業時間短縮に伴い、病床占有率(全体と重症者)や直近1週間の新規感染者数の推移を注視する考えを示した。

 まん延防止措置は、緊急事態宣言の前段階で、飲食店へ営業時間短縮の命令が可能になるなど知事の権限が強化される。適用を要請する場合、「迅速な判断をお願いしたい」と政府に早期対応を求める意向。

 一部の知事が求めた緊急事態宣言の全国拡大については「感染状況を見極めながら検討すべきだ。県として異存はない」と述べ、さらに強い措置を視野に入れた対策を急ぐよう求めた。

 このほか、警戒基準の「ステージ3(感染者急増)」引き上げに伴い、販売を停止した県民限定の旅行商品割引「今こそ鹿児島の旅第2弾」のキャンセル料の全額補助対象を要望した。

 会議後、報道陣の取材に応じ、「病床の占有率が毎日上がっている。ステージ4(感染者爆発的拡大)に広がる可能性があり、あらためて感染予防を徹底してほしい」と述べた。