時計 2021/05/15 15:37

個性豊か677点 県美展2年ぶり開幕 23日まで鹿児島市の黎明館と市立美術館

多彩な作品に見入る来場者=鹿児島市の黎明館
多彩な作品に見入る来場者=鹿児島市の黎明館
 第67回県美展(鹿児島県美術協会など主催、南日本新聞社後援)が15日、鹿児島市の黎明館と市立美術館で始まった。新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催。公募と会員の部の6部門(洋画、日本画、彫刻、工芸、デザイン、写真)、障害者が対象のハートフルの部があり、個性に富んだ入賞入選作が並ぶ。

 同展は1954年に始まったが、昨年初めて中止された。会場には、公募の部で最高賞の県美展賞に選ばれた花里佳奈さん(23)=同市=の洋画「幻想」をはじめ677点を展示。待ちかねた県内のアート愛好家が一点一点に見入っていた。

 南九州市の美術教員三浦祐成さん(31)は、公募の部で洋画作品が入賞。「受賞を生徒に知らせると、喜んで拍手をしてくれた」と笑顔だった。

 応募総数は前回より2割減の788点だったが、高校生を中心に若い世代の出品が目立つという。県美術協会の久保満義会長(66)は「地元の美術界を担っていく人の活躍がうれしい。今後も、安心して出品できる場を提供したい」と語った。

 23日まで(両館とも17日休館)。大人600円、高大生300円。小中学生無料。