時計 2021/05/22 20:30

人生初のヘアカット「誰かのために役立てばうれしい」 6歳女子、母と親子でヘアドネーション

伸ばしてきた髪を切る染河みやびさん=薩摩川内市宮内町のVANILLE(バニラ)
伸ばしてきた髪を切る染河みやびさん=薩摩川内市宮内町のVANILLE(バニラ)
 薩摩川内市樋脇町市比野の市比野小学校1年染河みやびさん(6)と母親の美和さん(46)が15日、医療用かつらに寄付するヘアドネーションのためにロングヘアをカットした。みやびさんは生まれて初めての本格的なカット。「役に立ってもらえればうれしい」と笑顔で語った。

 美和さんは2017年6月にも35センチの髪を寄付。その後、ロングヘアにあこがれる人向けのもっと長い髪が不足していることを知り、伸ばし続けてきた。

 母親のヘアスタイルにあこがれたみやびさんも、生まれてから後ろ髪を切った経験はなく小学校に入学。水泳の授業が始まることなどから、美和さんの勧めで一緒に髪を寄付することにした。

 市内の美容室「VANILLE(バニラ)」を訪れた美和さんは、腰まで伸びた髪を55センチカット。みやびさんも33センチ切ってショートヘアになった 。

 「1人のかつらを作るのに30人分の髪が必要と聞くので、2人で役立てたのはよかった」と美和さん。「(みやびにも)悩んでいる子の存在への意識と、人に役立つ気持ちが芽生えるきっかけになったと思う」とまな娘の髪をなでた。