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 2021/06/18 21:14

結婚式中止で高額キャンセル料、注文していないマスク送りつけ… 消費生活相談、コロナ関連が急増 2020年度・鹿児島県

 鹿児島県は18日、県消費生活センターと大島消費生活相談所に寄せられた2020年度の相談件数が前年度比9.8%増の4508件だったと発表した。前年を上回ったのは5年ぶり。新型コロナによる外出自粛の影響でネットなど通信販売の利用機会が増えたためとみられる。コロナ関連の相談も329件で19年度の61件から急増した。

 新型コロナ関連では、結婚式や講座などを解約した際に、高額のキャンセル料を請求されたといった相談があった。注文していないのにマスクを送りつける架空請求などもあったという。

 分野別では、「運輸・通信サービス」関連が最多。年代別では、30歳未満の若年層はオンラインゲームや出会い系サイト、60歳以上の高齢層は、光回線やネット契約のトラブルが多かった。

 大手宅配業者をかたるショートメッセージサービス(SMS)の不在通知は19年度に続き増加。年代別では、70歳以上が22.8%と最も多く、30歳未満の若年層と30~60歳未満の一般層の増加率も大幅に増えた。

 県消費生活センターの日野知巳所長は「ネットなど通信販売の相談が4割を占めるが、クーリングオフの対象外。利用前にしっかり確認し契約画面を保存するなど対策を」と呼び掛けた。