2021/06/20 08:00

毎年何もない、影が薄い… ぼやくお父さんに聞いた、「父の日」もらってうれしいものは?

父の日のプレゼントにお勧めの商品について説明を受ける客=19日、鹿児島市南栄6丁目のコセド酒店本店
父の日のプレゼントにお勧めの商品について説明を受ける客=19日、鹿児島市南栄6丁目のコセド酒店本店
 「毎年何もない」「母の日に比べ影が薄い」-。20日の父の日を前にした「お父さん」たちはちょっぴり寂しそうだ。19日、鹿児島市のJR鹿児島中央駅と天文館周辺で、20~80代のお父さん20人に聞いてみた。「もらったらうれしいものは何ですか」

 人気だったのは5人が回答したお酒。同市の自営業・堂園芳朗さん(66)は「父の日なんて忘れていた。もらえるならお酒がうれしい」。同居する娘家族からは期待薄だが、「孫と話せる時間さえあれば幸せ」という。

 次点は衣服やネクタイなど身に付けられるものと「何でもいい」で、それぞれ4人が選んだ。小学4年の息子とお出掛け中だった同市の会社員・上屋敷拓也さん(46)は「母の日には手紙を書いているのに。くれるなら何でもいいから」と息子に熱い視線を送った。

 ほか、家電やお金、ゴルフクラブ、「愛情」が1人ずつ。「いらない」と答えた人も3人いて、幼い娘が2人いる霧島市の会社員・出口貴也さん(27)は「普段から手紙や絵をもらっているので」と幸せそうだった。

 多くのお父さんたちは「気持ちがこもっていれば何でもうれしい」と口をそろえた。

 うっかり忘れていた人もまだ間に合う。Tabioアミュプラザ鹿児島プレミアム館店は父の日コーナーを設け、シンプルなものからかわいらしい柄入りまで豊富な靴下をそろえる。内園綾子店長(33)は「当日訪れる人も多い。お酒好きなお父さんにはビール柄など趣味に合わせて選んでみて」と助言する。

 鹿児島市のコセド酒店も、普段販売していない限定品やおつまみとセットにしたギフト商品、ボトルに下げるメッセージカードを充実させている。