2021/06/24 12:27

【詳報】ハンドボール女子五輪代表・角南 攻撃の最前線 体張るファイター 姉も選出 28歳 鹿児島で腕磨き「全て出し切る」

東京五輪女子ハンドボール日本代表に選ばれた角南果帆
東京五輪女子ハンドボール日本代表に選ばれた角南果帆
 日本ハンドボール協会は23日、東京五輪に出場する女子代表を発表し、鹿児島県霧島市を拠点とするソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの角南(すなみ)果帆(28)ら14人を選出した。

 岡山県出身の角南は2017年からソニーに所属。南日本新聞の取材に応じ、「鹿児島の皆さんに元気や感動を届けられるよう頑張りたい」と決意を述べた。

 ハンドボール女子は1976年のモントリオール五輪以来、11大会ぶりの出場となる。

 日本女子にとって11大会ぶりとなる五輪の舞台。鹿児島県関係で唯一代表入りした角南果帆は「積み重ねてきたことを全て出し切る」と力を込めた。

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 ポジションはポスト。攻撃の最前線で起点となり、パスを配給する。166センチと決して恵まれた体格ではないが、世界選手権代表にこれまで2度選ばれ、大柄な海外勢と渡り合ってきた。

 機動力を生かし、相手守備をかき乱して味方のシュートを呼び込むプレーが持ち味。相手にもまれながら懸命に体を張るファイターは「サイズがないからこそ、私にしかできないことを精いっぱいやりたい」と意気込む。

 競技に時間をかけて集中するため、2017年にソニーへ移籍した。日々の努力を近くで見てきた大城章監督(38)は「自分でつかんだチャンス。競技人生の全てを懸けて臨んでほしい」と期待する。

 姉の唯(北国銀行)も代表に入り、姉妹で五輪のコートに立つ夢も実現間近だ。「求められていることは明確に分かっている。しっかり準備してメダル獲得を目指したい」。鹿児島で腕を磨いた28歳が、初の大舞台に挑む。
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