共生社会の道筋を探る 本紙連載「精神障害とともに」が本に

(2017/12/25 06:30)
書籍化された「精神障害とともに」の表紙
 南日本新聞のシリーズ連載企画「精神障害とともに」が24日、ラグーナ出版(鹿児島市)から刊行された。
 シリーズは昨年9月から今年6月まで8部構成で73回連載した。偏見差別に苦しむ精神障害者・家族の思いに迫り県内の精神科病院に密着取材した。隔離収容中心だった精神医療の歴史をひもとき、障害者を地域で支える取り組みや就労の問題を掘り下げた。
 公立精神科病院を全廃したイタリアの現状もリポートし、共生社会の道筋を探った。
 シリーズは精神障害者への偏見解消を目標に、多くの障害者の実名と写真を掲載し、大きな反響を呼んだ。2017年度日本医学ジャーナリスト協会賞の大賞を受賞した。
 本には、連載に併せた特集「そもそも精神障害って?」「うつ病Q&A」「共生へ6項目の提言」も収録した。
 A5判、300ページ、1512円。ラグーナ出版=099(219)9750

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