鹿児島県の大学進学率 15年連続最下位 九州経済研究所

(2018/05/09 13:00)
 九州経済研究所(KER、鹿児島市)は、全国最下位が続く鹿児島県の4年制大学進学率についての分析をまとめた。進学率は世帯収入や入学定員と関係が深かった。進学者の7割近くが県外流出する現状を挙げ、KERは「地元大学の魅力向上とともに、卒業後の就職支援など地元経済界の協力も必要」と指摘している。
 文部科学省の学校基本調査によると、2017年度の県内の現役大学進学率は31.4%で、全国平均49.6%を下回り、15年連続の最下位となった。浪人生を加えた全体進学率でも37.7%と、大分、沖縄に次いで低く、全国平均の52.6%に及ばない。
 現金給与額(月額)や都道府県の大学入学定員数を比較すると、給与額が高く、地元の大学定員が多い都道府県は進学率が高かった。
 一方、教育費との関係は、幼い子がいると想定される35歳未満の家庭では14年度平均が鹿児島1万959円に対し、全体進学率が7割を超す東京都は6654円となっており、幼少期との相関は見られなかった。
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