口永良部噴火3年 地域おこし隊で島に活気 移住、留学生も増

(2018/05/29 13:00)
島民に借りた畑で野菜を育てる吉澤あさひさん=23日、屋久島町口永良部島
 屋久島町・口永良部島で全住民(当時86世帯137人)が島外避難した噴火から、29日で3年となる。島は移住者や山海留学の小中学生が増え、活気を取り戻している。昨年末には地域おこし協力隊として吉澤あさひさん(23)が移住。特産品の開発を目指しながら、住民と交流を深めている。
 吉澤さんは神奈川県茅ケ崎市出身。2年前から原因不明の体調不良に悩まされていた。昨年、かつて山海留学していた児童の母親から、自然豊かな口永良部島の暮らしを勧められ、友人とルームシェアする形で移住を決断。協力隊にも応募した。
 町は以前から口永良部島の協力隊を募集していたが、噴火で中断を余儀なくされた。当初から計画に携わった本村地区区長の貴舩森(きぶね)もりさん(46)は「若い女性がチャレンジし輝く姿こそ島民の元気になり、島の魅力にもなる」。ようやく実現した“助っ人”の招へいに期待を寄せる。
 現在、住民は100人余り。噴火後に建設された定住促進住宅3戸はすべて埋まった。島唯一の金岳(かながたけ)小中学校は児童生徒13人のうち7人が山海留学生。受け入れ数は噴火後最多で、活気があふれる。
(記事全文は29日付南日本新聞おはようネット県外版モバイルサイトでご覧になれます)

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