鹿児島県本土 土砂災害相次ぐ 大雨の恐れ継続、警戒を

(2018/07/08 13:00)
 九州に停滞する梅雨前線の影響で、鹿児島県本土は7日、1時間雨量50ミリを超える非常に激しい雨が降り、各地で崖崩れが相次いだ。大雨のため午後11時現在、国道10号の姶良市重富―鹿児島市吉野町磯、同市の国道224号が通行止め。JR在来線や鹿児島空港発着の航空機は運休が相次いだ。大雨はピークを過ぎたが既に地盤が緩んでいるため、鹿児島地方気象台は引き続き土砂災害に警戒を呼び掛けている。
 大隅河川国道事務所によると、7日午後2時40分ごろ、桜島南部の鹿児島市古里町で国道224号沿いの斜面が高さ約20メートル、幅約20メートルにわたって崩れ、土砂が車道を覆った。桜島口交差点―袴腰交差点間の約13キロが通行止めとなっている。桜島北部を周回する県道は通行可能。
 7月1日以降の総雨量は、霧島市牧園で800ミリに達したほか、鹿児島市や姶良市など薩摩地方の各地で500ミリを越えている。
 気象台によると、県本土は8日、局地的に雷を伴う1時間雨量40ミリの激しい雨が降る恐れがあり、同日午後6時までの24時間雨量は、薩摩地方150ミリ、大隅地方120ミリに上る見込み。
 気象台は低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼び掛けている。

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