8・6豪雨25年 「耐える川」願い 鹿児島市・甲突川

(2018/08/06 06:30)
8・6豪雨当時の新上橋。大雨で石橋の大半が流された(1993年撮影)
 鹿児島市を中心に崖崩れや河川の氾濫が相次ぎ、死者・行方不明者49人を出した1993年の「8・6豪雨災害」から、6日で25年となる。市中心部を流れる甲突川は、8・6豪雨に匹敵する50年に一度の大雨にも耐えられるよう整備された。川幅は広がり、川底は掘り下げられ、当時五つあった石橋は姿を消した。
 甲突川の整備には、河川激甚災害対策特別緊急事業が適用され、防災機能に加え、景観や川の利用に配慮した散策路や飛び石、観覧席が設けられた。
 江戸時代に架けられた五石橋のうち、玉江橋、西田橋、高麗橋は8・6豪雨に耐えたが、新上橋と武之橋は流失。残った三つの石橋は架け替えが決まり、市内の石橋記念公園と祇園之洲公園に移設された。架け替えを巡っては当時、現地保存を求める市民運動が盛んになり、激しい論議になった。

多くの車が通行する新上橋=鹿児島市新照院町
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