日本刀制作 30年間精進 奄美出身・久保さん 20日から鹿児島市で「陶刀展」

(2018/09/18 20:00)
「陶刀姉弟展」を開く刀匠の久保善博さん(左)と陶芸家の中村ひろ子さん=日置市伊集院
 奄美市出身の刀匠・久保善博さん(53)=広島県庄原市=は、30年にわたる日本刀作りで3度の全国最高賞に輝いた第一人者だ。鹿児島市のギャラリー白樺で20日から24日、各種陶芸展で受賞している姉・中村ひろ子さん(57)=日置市伊集院=と初の「陶刀姉弟展」を開く。
 久保さんは大島高校から千葉大学大学院まで進み、植物の酵素を研究していた。当時、人間国宝の刀匠が「鎌倉時代の名刀を超えるものは作れない」と話すのをテレビで聞き、「一生をかけて再現してみたい」と志した。
 家族の反対を押し切り、東京の刀匠に24歳で弟子入り。5年後の1994年、「鉄造りから学びたい」とたたら製鉄のある島根県に移住、独立した。2001年、広島県に「日本刀鍛錬道場」を開いた。15年には日本美術刀剣保存協会の新作名刀展で、第1席の「高松宮記念賞」を受賞。翌16年、広島県無形文化財に認定された。
 姉弟展では、短刀を含む日本刀や陶器計十数点を展示する。入場無料。
(記事全文は19日付南日本新聞おはようネット県外版モバイルサイトでご覧になれます)

フォトニュース