馬毛島基地計画 西之表市、種子島上空飛行時の対応を注文 防衛省と6回目協議

 2022/05/19 07:30
6回目の協議に臨む西之表市代表(右側)と防衛省代表=18日、同市役所
6回目の協議に臨む西之表市代表(右側)と防衛省代表=18日、同市役所
 西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に関する市と防衛省の6回目の協議が18日、市役所であった。市は米軍機が種子島上空を飛行した場合の具体的な対応策が得られなかったとし、引き続き議題にするよう求めた。

 米軍機の飛行ルートを巡っては、環境影響評価(アセスメント)準備書の説明会などで市民から不安の声が上がっていた。

 協議は非公開で約1時間半。終了後、大平和男副市長は「日米同盟や地位協定という大きな問題もあり、疑念が全て解消したとは思っていない」と話した。同省の信太正志参事官は「(種子島上空は)訓練目的にないコースだが、まれでも放置するわけではない。市と基地の運用を相談したい」と述べるにとどめた。

 協議は、市が「市民の安心安全対策を目に見える形で措置する」と要望し、2月末に始まった。大平副市長はこれまでの成果について「安心安全は全体的な問題で、結論を一つ一つ出すのではなく、最終的にどう担保されるかだ」と説明した。