海の中から2時間だけ姿を現す「ナーバマ」とは? 奄美の沖合、年に数回

 2022/05/19 21:30
沖合に姿を現した「かくれ浜」=19日午後3時、奄美市笠利
沖合に姿を現した「かくれ浜」=19日午後3時、奄美市笠利
 奄美市笠利の喜瀬集落の沖合で19日、年に数回海中から姿を現す「かくれ浜」が見られた。梅雨の晴れ間に地元住民や観光客らが腰まで水につかりながら海の中を歩いて渡り、青い海と白浜の幻想的な風景を満喫した。

 奄美市笠利総合支所によると、干潮と満潮の差が大きい4月後半から5月末、潮位が低い大潮前後の干潮時に約2時間見られる現象。地元では「ナーバマ」と呼ばれ、地域活性化や観光活用を目的に市が認定する「一集落1ブランド」に選ばれている。

 午後2時ごろ、沖合約200メートルにテニスコートほどの白浜が現れた。同市名瀬の会社員西谷俊亮さん(52)は「波模様が刻まれた砂浜が美しい。梅雨で沈みがちな気持ちが晴れた」と喜んだ。