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 2021/09/17 07:30

コロナ下の採用試験始まる 来春卒業予定の高校生 密避け会場は広く 新型コロナ・鹿児島

密を避けるため机の間隔を広くとった学科試験の会場=16日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテル
密を避けるため机の間隔を広くとった学科試験の会場=16日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテル
 来春卒業予定の高校生を対象にした企業の採用選考が16日、鹿児島県内で解禁された。昨年は新型コロナウイルスの影響で解禁を1カ月後ろ倒ししたが、今年は例年通りに戻った。各企業は、密を避けるためより広い会場に変更するなど、感染対策に腐心。高校生は真剣な表情で選考に臨んだ。

 例年本社で選考している鹿児島綜合警備保障(鹿児島市)は、昨年に続き同市の鹿児島サンロイヤルホテルに会場を変更した。参加した高校生7人は、マスクを着用し間隔を開けて、パソコン入力での学科試験や面接に挑んだ。

 空港で警備する職員の姿に憧れ受験したという県立高校3年の女子生徒(18)は「当たって砕けろ、の心境で臨んだ。面接でしっかりアピールできた」と笑顔。人事課係長の平夏樹さん(60)は「信頼が第一の仕事。誠実な人材を採用したい」と話した。高卒採用予定は20人で、二次募集を予定している。

 鹿児島労働局によると、県内企業の高卒予定者の求人倍率(7月末現在)は1.59倍。統計を取り始めた1989年以降で最高となった。県内企業を希望する求職者は1953人で、県外企業の希望者は1396人だった。
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