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標識設置ミス21年間、38件を誤摘発 交通反則金返還へ 鹿児島県警 鹿屋の交差点で

 2021/10/12 08:30
一時停止線の前で止まる車両=鹿屋市吾平町下名(画像の一部を加工しています)
一時停止線の前で止まる車両=鹿屋市吾平町下名(画像の一部を加工しています)
 鹿児島県警は11日、鹿屋市吾平町下名の農道付近の交通取り締まりで、2008年6月から21年6月までに計38件の誤った反則告知があったと発表した。県公安委員会の決定とは別の位置に00年から一時停止標識を設置し、摘発していた。

 県警は反則金の返還など対応を進める。00年から08年6月までの違反告知は確認が取れず、申し出に応じるとしている。

 現場は市道と農道の交差点。県警によると、公安委は1999年10月、北側と南側から交差点に入る市道に一時停止の規制をすると決定したが、00年2月、誤って東側と西側から入る農道に標識を設置した。「現場での確認が不十分だった可能性が高い」として、原因を調べている。

 公安委は現在の交通事情から今年8月、決定を変更。引き続き農道側で一時停止規制をしている。

 奄美市の市道で3月、公安委の決定と一致しない標識の設置が発覚したのを受け、全署に調査を通達していた。大川隆則交通部長は「同種事案の再発防止のため、より一層職員への指導を徹底する」とのコメントを出した。
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