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待ちわびたクルーズ船再び 「にっぽん丸」屋久島に寄港

 2021/11/05 21:05
宮之浦港火之上山埠頭に入るクルーズ船「にっぽん丸」=5日午前7時半ごろ、屋久島町
宮之浦港火之上山埠頭に入るクルーズ船「にっぽん丸」=5日午前7時半ごろ、屋久島町
 商船三井客船の「にっぽん丸」(2万2472トン)が5日、屋久島町の宮之浦港に寄港した。新型コロナウイルス感染拡大の影響でクルーズ船の県内受け入れは、昨年11月下旬のマリンポートかごしま(鹿児島市)以来約1年ぶりとなった。乗客約170人はバスやレンタカーに乗り込み、観光名所へ繰り出した。

 今回の航海は広島発着の3泊4日で、屋久島には5日午前7時半ごろ到着。町内で10月にコロナ感染者が確認されたため、送迎イベントはなく、町職員が歓迎の横断幕を掲げて見守った。

 船旅が趣味という松山市の中村一平さん(66)智子さん(61)夫婦は「3年前、沖縄クルーズの途中に屋久島を見て憧れていた。延び延びになったが、念願がかない最高の気分」と笑顔を見せた。

 クルーズ船の屋久島寄港は昨年2月以来。にっぽん丸は9日にも寄港を予定する。町観光まちづくり課の泊光秀課長(55)は「ようやくという感じでありがたい。乗客には思う存分、島を満喫してほしい」と話した。

 乗客は事前のPCR検査や検温、マスク着用を徹底しているという。