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今季こそ豊漁なるか 鹿児島でシラスウナギ漁始まる

 2021/12/01 21:37
海面をライトで照らしながら網でシラスウナギを捕る人たち=1日午後6時36分、大崎町の菱田川河口
海面をライトで照らしながら網でシラスウナギを捕る人たち=1日午後6時36分、大崎町の菱田川河口
 鹿児島県内のシラスウナギ(ウナギの稚魚)の2021年度漁が1日、日の入りと同時に始まった。解禁を待ちわびた採捕者は、腰まで冷たい水につかり、波打ち際で稚魚を追った。

 志布志市と大崎町の境にある菱田川河口では、集まった採捕者が一列になり、大きな網を繰り返し振るった。今年は日没と満潮の時間が重なったため豊漁が期待されたが、姿は見当たらず、ほとんどの人が足早に引き上げた。同町菱田の漁業川越剛さん(76)も成果はなく、「漁は思うようにはいかないもの。明朝もう一度来たい」と話した。

 シラスウナギは近年不漁で、特に17、18年度の採捕量は100キロ台に低迷。19年度は740キロ、20年度は504キロとやや回復した。密漁を防ぐため、採捕者は県発行の許可証を携帯する。

 漁期は休漁日を挟み来年3月25日の日の出まで。