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新体育館に国際会議や展示機能 鹿児島県知事、多目的利用に言及 

 2021/12/03 14:00
県の新総合体育館を整備することが決まったドルフィンポート跡地=鹿児島市本港新町
県の新総合体育館を整備することが決まったドルフィンポート跡地=鹿児島市本港新町
 鹿児島県が進める新総合体育館の整備地に鹿児島市の鹿児島本港区エリアが決まったことを受け、塩田康一知事は2日、体育館とは別に検討している国際会議や展示機能を備えた施設について、多目的利用する体育館で代替できるとの考えを示した。県議会代表質問で長田康秀議員(自民、鹿児島市・鹿児島郡区)への答弁。

 国際会議機能がある施設の検討は塩田康一知事がマニフェスト(政策綱領)に掲げている。新総合体育館のコンセプトにも多目的利用による交流拠点機能が盛り込まれており、塩田知事は「コンサート・イベントに加えて国際会議・展示会にも利用できる」などと説明した。

 ドルフィンポート跡地(本港新町)を活用する国際会議施設の整備については、可能性調査をコンサルタント会社「コングレ」(大阪市)に委託済み。同社は県内外76施設の整備運営状況などを調べており、本年度末までに結果を県に提出する。塩田知事は「総合体育館が立地することも踏まえながら調査する必要がある」と答弁した。

 外部有識者らでつくる新総合体育館の検討委員会は11月26日、鹿児島市内5候補地のうちドルフィン跡と住吉町15番街区の本港区エリア2カ所を一体的に整備することを決めた。塩田知事は「長年の課題に一定の方向性を示してもらい、大きな前進」と述べた。改めて県が示した鹿児島市内の5候補地を視察する考えも示した。

 鹿児島市はサッカースタジアム建設を検討し、候補地としてドルフィン跡や住吉町15番街区など県有地を含む3カ所を適地に挙げている。塩田知事は「鹿児島市と引き続き緊密に連携する」と述べた。
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