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三つ子の子牛 競り登場 体重10キロ→240キロに 「10月の全国共進会へ弾み」 鹿屋・肝属中央家畜市場

 2022/01/24 12:15
競りにかけられる三つ子の子牛と西之原優さん(右から3人目)=鹿屋市田崎町の肝属中央家畜市場
競りにかけられる三つ子の子牛と西之原優さん(右から3人目)=鹿屋市田崎町の肝属中央家畜市場
 鹿屋市串良町有里の西之原優さん(35)が育てた黒毛和牛の三つ子が18日、同市田崎町の肝属中央家畜市場であった競りにかけられた。誕生当時はいずれも約10キロと平均体重の3分の1ほどだったが、240キロ前後まで成長した。市場関係者は「10月の全国和牛能力共進会に向けて明るい話題。地域全体に弾みがつけば」と喜んだ。

 雄1頭と雌2頭で、昨年4月7日に生まれた。西之原さんの子どもと一緒のきょうだい構成だったため、名前も同じく「優成君」「ありさちゃん」「さきちゃん」と名付けた。早産による低体重で生まれた3頭だっただけに、健康管理などで普段以上に緊張感があったという。

 競りでは、同市と山形県の肥育農家が3頭で合計160万7000円の値を付けた。落札者の一人の中山辰司さん(35)=同市串良町有里=は「背中から尻尾にかけての曲線が良く、将来性が見込めた」と評価。西之原さんは「無事に市場に出せてほっとしている。それぞれの場所で素晴らしい牛に育ててもらってほしい」と願った。