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一網打尽 高尾野川でアユの建網漁解禁

 2022/06/01 20:02
アユが掛かった網を持ち上げる漁協組合員=1日午前5時50分、出水市高尾野の高尾野川
アユが掛かった網を持ち上げる漁協組合員=1日午前5時50分、出水市高尾野の高尾野川
 初夏の訪れを告げるアユ漁が1日、鹿児島県内の主な河川で解禁された。待ちわびた愛好家や漁協関係者らは早朝から川に繰り出し、銀鱗(ぎんりん)を狙った。

 出水市の高尾野川では午前5時から、高尾野内水面漁協の6人が矢房橋付近で塩や酒を流して豊漁と安全を祈願した。出水では川を横切るように網を仕掛ける建網漁が一般的で、川に入ると網に掛かったアユ50匹ほどを次々と捕まえた。体長は平均18センチほどで、20センチを超えるものもあった。

 高崎正風組合長(81)は「いい型のアユが捕れ、例年並みのまずまずの出だし。今シーズンはいつもの倍の稚魚を放流したので、夏に向けて成長に期待したい」と話した。

 鹿児島市の甲突川には釣り人が集まった。甲突川漁協によると、大きさには差があるものの、魚影は濃いという。稲留慎一組合長(61)は「2時間ほどで15~20匹くらい釣れている人が多かった。昨年より期待できそう」。同市犬迫町の河原にある旧河頭ゴルフ練習場跡では5日、甲突川祭りを開きアユの塩焼きなどを販売する予定。