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冬告げる甘い香り 昔ながらの黒糖作り始まる 種子島

 2022/11/24 21:15
昔ながらの製法で黒糖を作る農家ら=24日、西之表市安納
昔ながらの製法で黒糖を作る農家ら=24日、西之表市安納
 鹿児島県西之表市安納の沖ケ浜田地区で24日、昔ながらの共同作業による黒糖作りが始まった。サトウキビの搾り汁を煮る小屋からは甘い香りが漂い、冬の到来を感じさせている。

 午前5時、農家ら約15人が作業に取りかかった。3段階に分けて煮詰め、小さな鍋で粘りが出るまで根気よくかき混ぜた。1日の生産量は約500キロ。来年3月末まで続くという。

 種子島沖ケ浜田黒糖生産協同組合の沖田重利理事長(72)は「えぐみが少なく、味わい深いのが特徴。今期はキビの糖度もいい」と胸を張る。200グラム当たり550円(税込み)から。同組合事務局=0997(28)0240。