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【出水鳥インフル】4例目の感染確認 養鶏場の12万羽殺処分始まる 鹿児島県は再び自衛隊に派遣要請

 2022/12/03 07:15
【資料写真】鳥インフルエンザが発生し鶏の殺処分が進む鶏舎(県畜産課提供)
【資料写真】鳥インフルエンザが発生し鶏の殺処分が進む鶏舎(県畜産課提供)
 鹿児島県は2日、出水市高尾野の養鶏場(採卵鶏12万羽)で見つかった鳥インフルエンザの疑い例について、高病原性とみられる「H5亜型」の感染を確認し、全羽の殺処分を始めた。県内での発生は今季4例目。1シーズンの発生件数としては過去最多となった。3例目に続き、塩田康一知事は自衛隊に災害派遣を要請した。

 殺処分は2日午前6時から始まり、県や出水市、周辺市町、JAの職員らが交代で当たっている。午前10時から国分駐屯地の部隊も作業に加わった。午後4時までに30%に当たる3万6000羽を処分した。

 発生農場から半径3キロ内(15農場、72万7000羽)は鶏、卵などの持ち出しを禁じる移動制限区域に設定され、同3~10キロ内(63農場、269万7000羽)は域外への出荷ができなくなる搬出制限がかかった。

 移動制限区域内の農場には県が立ち入り検査し、異常は見られなかった。ウイルスの侵入経路などを調べる国の疫学調査チームも現地入りした。畜産関係車両の消毒ポイントは、現在稼働中の7カ所を継続する。