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12月の外国人宿泊客、前年の11倍増 コロナ禍前の2019年比は85.3%減 鹿児島県内

 2023/02/03 14:15
【資料写真】桜島フェリーからの景色を楽しむスイス人夫婦=2019年6月、鹿児島市の桜島港沖
【資料写真】桜島フェリーからの景色を楽しむスイス人夫婦=2019年6月、鹿児島市の桜島港沖
 鹿児島県がまとめた2022年12月の観光動向調査によると、県内ホテル・旅館80施設の外国人宿泊客は、前年同月比11倍の4528人だった。同年10月の水際対策緩和以降、前年同月を大きく上回っている。新型コロナウイルス禍前の19年比は85.3%減。

 日本人を含めた全体の宿泊客数は1.8%減の26万6553人。修学旅行など団体客の減少が影響したが、旅行支援策の効果もあり19年比は5.1%増とコロナ前の水準を上回る。

 宿泊客の発地別は、最も多い九州が9万6066人。宿泊地区別は、鹿児島市が10万5412人で最多。

 主要観光施設・ドライブイン25施設の入場者数は13.1%減の34万3148人だった。