城山ホテル鹿児島で３月３１日、城山観光（鹿児島市）の入社式があり、新入社員５０人が参加した。同ホテル開業６０周年を記念して、披露宴のすばらしさを実感してもらおうと、初めて模擬披露宴の形式を採り入れた。

　新郎新婦役を２年目社員が務め、媒酌人や両親役は同社役員が担当した。フルコースの料理が振る舞われたほか、ケーキ入刀などもあり、新入社員は実際の披露宴さながらの式典を堪能した。東清三郎社長は「ブライダルは主要事業だ。プランナーを目指すきっかけにしてほしい」と期待した。

　新入社員を代表してあいさつした宮本護大さん（２２）は「想像していたよりも盛大な式で感銘を受けた。一日でも早く城山観光の一員として心のこもったサービスを届けたい」と決意を述べた。