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ジョッキで乾杯 待ってたビアガーデン コロナ5類移行後の夏へ営業本格化 鹿児島

 2023/06/02 21:30
開放的な雰囲気の中でビールを楽しむ招待客ら=鹿児島市のマルヤガーデンズ
開放的な雰囲気の中でビールを楽しむ招待客ら=鹿児島市のマルヤガーデンズ
 新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行して初めての本格的な夏に向けて、鹿児島県内でビアガーデンが続々と営業を始めている。人数増加を見越して席を増やすなどしてコロナ前の活況の回復を目指す。

 鹿児島市のマルヤガーデンズは2日、関係者向けに先行営業。4人掛けの席しかなかった昨年と違い、テーブルをつなげて6、7人で乾杯するグループがあった。

 本格オープンは3日。大人数の利用が増えると予想、座席数を150席から200席に増やし、全員そろう前に飲み始められるよう時間制限をなくした。スタッフが取り分けていた料理はビュッフェ形式に変更した。有村元伸支配人は「グループでゆっくり楽しんでほしい」とPRした。

 城山ホテル鹿児島(同市)も3日から営業を開始。洋食ビュッフェやホテルオリジナルの地ビールなどが楽しめる。鹿児島サンロイヤルホテル(同市)は5類に移行した5月8日から営業中。料金を割引した前売り券も販売する。担当者は「お客さんの数はコロナ禍前に戻っている」と手応えを語った。