鹿児島の全自治体が成人式1月開催へ 新型コロナワクチン接種・PCR陰性証明条件に

 2021/11/17 11:08
式典終了後、記念撮影する新成人ら=2021年1月10日、鹿児島市の川商ホール
式典終了後、記念撮影する新成人ら=2021年1月10日、鹿児島市の川商ホール
 2022年の成人式について鹿児島県内の全43市町村が例年通り1月開催を予定していることが、南日本新聞の調べで分かった。各自治体は新型コロナウイルスのワクチン接種やPCR検査の陰性証明を出席の条件にするなど感染対策を強化する。

 全市町村が1日から「成人の日」の10日までに予定しており、3日が16市町で最も多い。感染状況によってはオンライン開催や中止、延期になる可能性もある。

 21年は感染拡大の影響で、22市町村が中止した。現在、延期しているのは4市町村。錦江町は22年1月3日に21年と22年分を分けて2部制で実施する。十島村は10日、21年と22年分を合同で行う。垂水市と屋久島町は21年と22年の式典を別の日に計画する。

 21年に中止を余儀なくされた曽於市は、21年の新成人実行委員が22年1月2日に代替イベントを検討。志布志市は式典を経験できなかった21年の新成人にも雰囲気を味わってもらおうと、22年の式典出席を認める。

 各自治体は保護者の入場を制限、式時間を短縮するなど感染防止に細心の注意を払う。

 奄美市、伊佐市など9市町は、ワクチン2回目の接種済証かPCR検査の陰性証明の提出が参加条件。うち6市町がPCR検査代を負担する。

 南種子町は事前の出欠確認でワクチン接種状況を調査し、未接種者には町負担でPCR検査を受けるよう依頼する。

 長島町は、式前後2週間、5人以上での飲食を控える誓約書の提出が必要。枕崎市など複数の自治体は、式典前から2週間分の体調チェックシートの提出を求める。同市担当者は「今は感染が落ち着いているが、第6波が心配。万全の態勢を取れるよう準備したい」と気を引き締めた。