隣の飛行場には完成した「飛燕」が並んでいた。明石市の航空機工場。1945年の大空襲で一面焼け野原に。首に風呂敷を下げ、飛び散った同僚の遺体を集めた〈証言 語り継ぐ戦争〉

 2022/03/13 11:11
 兵庫県明石市の工場にいた頃の制服姿の遠矢文雄さん
 兵庫県明石市の工場にいた頃の制服姿の遠矢文雄さん
■遠矢文雄さん(95)=大崎町仮宿  大崎尋常高等小学校4年生だった1937(昭和12)年7月7日、中国・北京郊外で盧溝橋事件が起き日中戦争が始まった。子… [続きを読む]