旧陸軍西古見砲台。軍の横暴に異を唱えた青年は、袋だたきにされ命を落とす。戦争が終わっても集落を訪ねる兵隊がいなかったわけだ〈証言 語り継ぐ戦争〉

 2022/09/19 08:43
 西古見砲台に配備されていた28センチりゅう弾砲(1945年10月6日撮影)=瀬戸内町西古見(沖縄県公文書館所蔵)
 西古見砲台に配備されていた28センチりゅう弾砲(1945年10月6日撮影)=瀬戸内町西古見(沖縄県公文書館所蔵)
■山元真琴さん(83)鹿児島県瀬戸内町西古見  小学校入学前、東京都江東区北砂町(当時)で瀬戸内町西古見出身の両親と暮らしていた。父が働いていた鉄工所の社… [続きを読む]