「鬼滅の刃」で使われた毛筆書体、ふるさと納税返礼品に 「闘龍」「陽炎」…地元企業制作の3種類 鹿児島・さつま町
2020/08/27 15:00

返礼品の毛筆フォントのソフトを持つ綱紀栄泉さん(右)と坂口大樹社長=さつま町虎居町
闘龍は力強さ、陽炎はゆがんだ独特の字形が特徴で、アニメでは登場人物の名前紹介に利用されている。それぞれ2万円の寄付者が対象で、各7千文字が使えるソフトを送る。全書体セット(和文61書体、欧文110書体)は寄付額11万円。
毛筆フォントを扱う企業は全国に数社しかなく、返礼品の充実を目指す町が同社に声を掛け、5月から取り扱いを始めた。同社によると、昨年のアニメ放送の反響は大きく、闘龍や陽炎は、番組テロップをはじめ一般でも幅広く使われるようになってきている。
ほとんどの和文書体を手掛ける同社の綱紀栄泉さん(84)は「自分の字が地場産品の一つとなるのはうれしい。寄付額が増えることで地元への恩返しにつながれば。今後も新たな書体を作り続ける」と話している。
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