一度は釣りたいヒラメ。ハードル高い? 大丈夫。夏は初心者に絶好の機会です。〈クロエビスの釣果アップ講座〉

 2021/07/03 10:00
夏の接岸ヒラメは小ぶりでも数が狙える
夏の接岸ヒラメは小ぶりでも数が狙える
(クロエビス・浜村建夫=鹿児島県南九州市在住)

 誰もが一度は釣ってみたい人気のヒラメ。ちょっとハードルが高いのでは?と思われがちですが、生態を知り、それに応じた釣り方をすればそれほど難しい釣りではありません。今回はルアー(疑似餌)で狙います。

 ルアーにはメタルジグやミノー、ワームなどがあります。それぞれに一長一短があるのでケース・バイ・ケースで使い分けましょう。例えば沖の磯回りやサラシを探るときには飛距離の出るメタルジグ、よりリアルな形状や動きを求めたいときにはミノーやワームを使います。昨今人気のあるジグワームは飛距離とリアリティーの両方を兼ねヒット率も高いのでお薦めです。

 そして釣り方です。ヒラメは通常海底に潜み、その目は常に真上を向いていることから、海底のズル引きでは効果は出ません。基本はミドルレンジ(中層域)でのリトリーブ(ただ巻き)です。さらに、自らが設定したレンジ(水深)内でリフト、フォールをくり返し、ルアーを上下に操りながらヒットを誘います。時にはリフティングや巻き取りに緩急を付けたり、ルアーを海底に沈めたりもします。常に頭の中でルアーの位置と動きをイメージしながら操作しましょう。

 ヒラメは貪欲なまでのフィッシュイーターなので、居さえすればほぼ確実に反応します。そのため、数回キャストして全く反応がない場合は、同じ場所に固執するのはやめましょう。それよりもポイントと思われる所を数多く探った方が合理的で、ヒット率もアップします。

 ポイントは潮回りがよくベイト(小魚)が集まるエリア、例えば河口周辺のテトラ回りや防波堤回りなどです。沖の磯回りや海底段丘や沈み瀬周辺もベストポイントです。ヒラメは夜行性ですが、日中でも曇りや小雨で薄暗かったら釣れます。

 県内のビーチや湾内には思いの外多くのヒラメが生息しています。年中釣れますが、夏場は浅場に接近するので初心者には絶好の機会です。

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 浜村建夫(はまむら・たてお)さん 南九州市出身。原点は関西で音楽関係の仕事をしていた約40年前に出合った琵琶湖でのヘラブナ釣り。古里に戻り本格的に海釣りを始めた。釣り系ライターとして活躍中。

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