2021/07/01 21:55

霧島・硫黄山 噴火後の不通区間にバイパス整備へ 秋にも着工

灰白色の噴煙を上げる霧島連山の硫黄山=2018年4月、えびの市
灰白色の噴煙を上げる霧島連山の硫黄山=2018年4月、えびの市
 宮崎県は1日、霧島連山えびの高原・硫黄山の火山活動活発化に伴い通行止めが続いている小林市とえびの市の「県道小林えびの高原牧園線」(県道1号)に、バイパスを整備することを明らかにした。秋以降に着工し、工期は1年を想定している。

 2018年2月の火山性地震の増加を受け同20日から約2キロの区間が通行止めになっている。同年4月19日には250年ぶりに噴火した。

 バイパスは、えびのエコミュージアムセンター付近から小林市方面へ約500メートル進んだ地点から県道脇の噴気地帯を避けて約340メートルを盛り土工法で整備する。

 バイパス完成後、通行止めの全面解除を検討。解除の場合、夜間通行止め▽屋根付き自動車のみ通行可(オープンカー、バイク、自転車は不可)▽警備員の配置▽駐停車禁止-などの規制を導入する考え。

 同日、小林、えびの両市や気象台など関係団体への方針報告の中で説明した。

 硫黄山の噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)で、西側500メートルの噴気地帯で活発な噴気活動が見られる。