2021/07/22 21:30

バスケ4面、観客席8000人 鹿児島県の新体育館 規模の目安固まる 検討委

1960年10月に開館した鹿児島県体育館=鹿児島市下荒田4丁目
1960年10月に開館した鹿児島県体育館=鹿児島市下荒田4丁目
 鹿児島県の新たな総合体育館の基本構想策定に向けて、施設の機能や規模を協議する「基本構想検討委員会」の第3回会合が21日、和歌山市であった。県は、比較検討材料として全国の観客席5000人と1万人規模の施設利用状況を提示したが、県内のスポーツ団体からの聞き取りも勘案。当初示したバスケットボールコート4面、観客席8000人を軸に議論を進めることを確認した。委員は20、21日に市内の施設を視察した。

 県議会からの要望を踏まえた新たな需要予測について、県は観客席5000人の場合、コンサートなどのイベント利用がほぼなく、1万人規模は大半が大都市圏に立地していると説明。県内の屋内スポーツ17団体から、大会の運営状況などを聞き取った結果を報告した。

 これらを受け、県はメインアリーナの施設規模をバスケコート4面分と想定、観客席は固定、可動、移動(仮設)の席を合わせ8000人規模とする案を提示。おおむね異論はなく、了承された。

 フロア面積については、長辺がバスケコート4面分の81メートル、短辺がハンドボールコートに合わせ46メートルの3726平方メートルとなる案を明らかにした。委員からは「試合の合間にコート間を移動するスペースが狭すぎる」などの意見が相次いだ。

 和歌山には委員14人中9人が出向き、先行施設の「和歌山ビッグウエーブ」「和歌山ビッグホエール」を視察。21日の会合は4人が鹿児島などからオンラインで加わった。
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