2021/07/31 14:30

薬物犯摘発数 大麻が初めて覚醒剤上回る 2020年鹿児島 若年層に広まり

鹿児島県警本部
鹿児島県警本部
 鹿児島県警が2020年に大麻取締法違反容疑で摘発した人数が、覚醒剤取締法違反容疑で摘発した人数を初めて上回ったことが30日、分かった。大麻事犯は19年の16人から20年33人と倍増。21年も6月末までで16人に上り、県警は「若年層を中心に大麻の危険性の認識が低くなっている。取り締まりを強化したい」としている。

 同日の定例記者会見で明らかにした。大麻事犯を年代別にみると、19年は20代以下が7人で全体の43.8%だったのに対し、20年は24人で72.7%まで上昇。21年6月末までは11人で68.8%となっている。県警は7月にも大麻取締法違反(所持)容疑で20代の男4人を逮捕、発表している。

 警察庁のまとめでは、大麻に初めて使用した年齢が低いほど、誘われて手を染めたケースが多い傾向があるという。有嶋悟刑事部長は「若年層が大麻の危険性を正しく理解し、周囲の誘いを断るような広報啓発活動に力を入れていきたい」と話した。
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