2021/08/05 20:52

次の金メダリストはここから 茶工場跡に手作りスケボー場 鹿児島・伊集院

手作りの施設でスケートボードの技を磨く利用者=日置市伊集院町古城
手作りの施設でスケートボードの技を磨く利用者=日置市伊集院町古城
 日置市伊集院町古城の操業を昨年終えた茶工場が、スケートボード場に生まれ変わった。「天候に左右されず練習できる場を作りたい」と、鹿児島市星ケ峯2丁目の会社員田中裕さん(36)が、仲間と手作りで整備し、今春オープン。東京五輪の影響で競技人気が高まっており、「ここから全国トップ選手を育てたい」と意気込む。

 約600平方メートルのスペースに、ミニランプと呼ばれる傾斜のある練習台などが並ぶ。スケボー歴20年以上でプロを目指したこともある田中さんが「鹿児島には屋内施設が少ない」と開設を決意。知人の紹介で建物を借り受けた。構造物は木材で2カ月かけて作った。

 オープン以来、会員制交流サイト(SNS)や口コミで知った人が霧島市や鹿屋市からも訪れる。幼児から40代まで幅広い層が技を磨いている。

 月に2、3回利用する姶良市永瀬の会社員内園恭平さん(34)は「いろんなセクションがあり、雨の日でも滑れるのが魅力」。鹿児島市の皇徳寺中学校1年園畑理琉斗(りると)さんは「安全に滑れて楽しい」と笑顔を見せた。

 田中さんは「誰でも上達の楽しみを味わえる。競技の魅力を伝えたい」と話す。予約制で、土日曜・祝日を中心に開く。利用料は1日1200円。平日は原則木曜夜のみ(3時間800円)。初心者向け体験教室もある。営業日確認や予約は「cue culture base」のインスタグラムから。
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