2021/08/05 21:28

(詳報)鹿児島市3クラスター、ホストクラブの店名公表 マスク着けず接客、顧客名簿なし 新型コロナ

会見で「20代の感染が急増している」と強調する下鶴隆央市長=5日、鹿児島市役所
会見で「20代の感染が急増している」と強調する下鶴隆央市長=5日、鹿児島市役所
 鹿児島市は5日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生を、市内の接待を伴う飲食店2店と事業所の計3例で確認したと発表した。3~5日に感染者として公表した市内在住の10~30代の男女33人で、同じ市町村で1日に3例同時に発表されるのは初めて。県内のクラスターは計49例になった。

 市は接待を伴う飲食店のうち1店を「顧客名簿がなく利用者が特定できない」として、山之口町のホストクラブ「Miracle Candy(ミラクルキャンディ)」と公表した。7月22日から8月3日までの利用客は受診・相談センター=099(216)1517=に連絡するよう求めた。

 同店のクラスターは3、4日発表した10~20代の男女7人と、5日発表の20~30代男性6人の計13人で、従業員12人と客1人。マスク未着用など接客中の対策が不十分だった。

 別の1店の感染者は3、4日発表の20代女性2人、5日分の20~30代の男女9人の計11人。うち8人は従業員、3人はその親族ら接触者で客はいない。休憩中の従業員同士の喫煙や会話で感染が広がったと判断した。

 事業所のクラスターは3、4日発表した10~30代の女性8人、5日発表の20代男性の計9人だった。従業員7人、その接触者が2人。マスクを着けず一緒に昼食を取っていた。

 市が発表した新規感染者は3日から3日連続で30人以上に上る。下鶴隆央市長は5日会見し、会合・会食での感染や経路不明者、年代別では20代の感染が急増していると強調。特に若い世代に向け「飲み会はなるべく普段一緒にいる人と短時間、少人数で開き、マスク会食の徹底を」と訴えた。
広告