2021/08/16 13:20

雨の夜空 弧を描く「火振り」 先祖や無縁仏を供養 伝統200年 盆の送り火 鹿児島・日置

たいまつの炎が夜空に弧を描く北山の火振り=15日、日置市東市来
たいまつの炎が夜空に弧を描く北山の火振り=15日、日置市東市来
 日置市東市来の北山集落に伝わる盆行事「北山の火振り」が15日夜、北山慰霊堂前広場であった。時折雨の降る中、夜空に大きな弧を描く送り火を、集落の住民が見守った。

 北山自治会の保存会メンバーが、長さ7メートルほどの竹16本の先にたいまつを付け、午後7時ごろから点火。大きく振ってしならせると、炎が揺れ、火の粉が飛び散った。

 先祖や無縁仏を供養し、無病息災を祈る盆行事で、200年以上の歴史があるとされる。北山幸廣会長(69)は「大雨が心配だったが、無事に送り火ができてよかった」と話した。
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