2021/08/20 21:19

イプシロン5号機 10月1日打ち上げ 衛星9機搭載 鹿児島の内之浦宇宙空間観測所から

上昇するイプシロンロケット4号機=2019年1月18日、肝付町の内之浦宇宙空間観測所
上昇するイプシロンロケット4号機=2019年1月18日、肝付町の内之浦宇宙空間観測所
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、固体燃料ロケット「イプシロン」5号機を10月1日午前9時48分~同59分ごろ、肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げると発表した。最多9機の衛星を載せ、宇宙ごみの観測、発生を予知できない「突発天体」の情報を伝える実証実験などをする。予備期間は同2日~11月30日。

 大学や民間企業を対象にしたJAXAの「革新的衛星技術実証プログラム」の第2弾。宇宙利用の拡大や日本の衛星産業の国際競争力を高めるのが狙い。 打ち上げから約52分後に最初の衛星を分離し、19分ほどかけて順次切り離す。搭載衛星のうち「ASTERISC(アスタリスク)」では、千葉工業大学が開発した膜型の粒子検出器を使い、宇宙ごみの観測や計量を目指す。青山学院大学の衛星「ARICA(アリカ)」は突発天体を見つけ次第、民間通信衛星を通じ地上に速報し、正体解明を試みる。

 5号機は全長26メートル、重さ96トン。イプシロン打ち上げは2019年1月18日以来で、初号機から4機連続成功している。
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