和田譲治騎手、地方競馬1000勝 けが乗り越え20年目で大台 あふれる意欲「次は2000勝を」

 2021/08/24 21:26
地方競馬通算1000勝を達成した和田譲治騎手=19日、東京都の大井競馬場
地方競馬通算1000勝を達成した和田譲治騎手=19日、東京都の大井競馬場
 大崎町出身で大井競馬場(東京)所属の和田譲治騎手(37)が、19日の第8回大井競馬4日目第8レースで、地方競馬通算千勝を達成した。同競馬場所属の現役騎手では7人目になる。けがを乗り越え20年目で成し遂げた大台。「素直にうれしい。次は2000勝を目指したい」と意欲を見せている。

 元騎手で、同町で競走馬の育成牧場を開く父・清文さん(62)の影響で、小さい頃から馬に親しんだ。2000年、地方競馬教養センターに合格し02年4月にデビューした。

 若手の成長株として注目を集め、大穴を演出する騎手としても知られた。05年5月には14頭中10番人気の馬で1着。3連単1300万390円は当時、日本競馬史上最高配当を記録した。

 着実に勝利を積み重ねる中、14年7月に落馬し左大腿(だいたい)骨を折る大けがを負った。それでも「絶対に復帰してやろう」と不屈の思いで1年8カ月後に復活。17年9月には念願の重賞初勝利をつかんだ。

 今回の快挙に町役場は記念の懸垂幕を掲示し祝福。息子の成績をすべて記録し応援を続ける清文さんは「騎手にけがはつきものだが、乗れない時期にも腐らずに努力した結果。親として誇りに思う」と喜んでいる。

 今年も重賞レースを含めすでに100勝を超え、順調なシーズンを送る和田さん。「一鞍(くら)一鞍大事に乗り、馬に勝ち星を与えられるよう努力したい」と話している。
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