2021/08/30 12:10

コロナ感染 家族が自宅待機になったら…専門家「近距離での空気感染に注意」 別室に隔離 換気、不織布マスク徹底を

 新型コロナウイルスの感染拡大で、鹿児島県内でも感染者の自宅待機が急増。家庭内での感染拡大が懸念されている。専門家は「接触を減らすだけでなく、近い距離での空気感染にも気を付けて」と呼び掛けている。

 「別室に隔離することが第一」。感染症に詳しい鹿児島大学の西順一郎教授は話す。同居する人が必ずしも感染するわけではないとし「換気を心掛け、不織布マスクを使うことが重要だ」と語る。

 トイレや風呂といった共用部を感染者が使用した後は換気扇で空気を入れ替え、直後に他の人が使わないようにする。西教授は「食事も別々に取る方がいい」と助言する。

 唾液などを介した接触感染も起こりうるため、感染者が触れた場所を触ったら石けんで手を洗う。タオルも別に用意し、歯ブラシを置く位置も変える。

 自宅待機中は、症状の悪化にも配慮が必要。大人が1分間に22回以上の早い呼吸(頻呼吸)をしている場合、通報が必要となるケースも。「続くようなら、自覚のないうちに肺炎を起こしている可能性が高い」と西教授。「濃厚接触者になる家族が検査を受け結果が陰性であっても、油断せず対策を続けて」と注意を促している。