2021/09/10 08:00

自民総裁選 岸田氏、原発維持を明言 40年超運転は「再稼働の議論が先」

地方創生やエネルギー政策について持論を主張する岸田文雄前政調会長=9日、国会記者会館
地方創生やエネルギー政策について持論を主張する岸田文雄前政調会長=9日、国会記者会館
 自民党総裁選に立候補を表明している岸田文雄前政調会長は9日、南日本新聞など地方新聞社の合同取材に東京都内で応じた。原子力発電所の40年以上の運転延長について「まずは再稼働を進めるべきだ。そこから先は国民と対話していく」と述べた。

 エネルギー政策に関し「大きな柱は再生エネルギー」とした上で「それだけでは現実的には難しい。原子力は引き続き維持しなければいけない」と指摘。原発運転の法定期間を「最長60年」とする法改正には「延長と新設でどちらが安全かという議論もある」と述べた。

 地方創生には「デジタル田園都市構想」を強調。インフラ整備を地方に優先、リモートワークのほか、教育や医療でも都市との格差是正につなげるとした。

 敵基地攻撃能力の保有では「今のミサイル防衛体制で十分かどうか。いろんな可能性を考える姿勢が重要」とした。西之表市馬毛島への米軍機訓練移転計画には「地元で分断が起きているのは残念。丁寧な対話を続ける」と述べるにとどめた。
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