2021/09/14 09:15

竜巻? 突風で瓦飛散、駐車車両が土手に転落 「畳浮いた」 鹿児島・南さつま

突風で駐車中の車がぶつかり、傾いたフェンス=南さつま市大浦町
突風で駐車中の車がぶつかり、傾いたフェンス=南さつま市大浦町
 12日午前8時40分ごろ、南さつま市大浦で突風が発生し、倉庫の壁の破損や民家の屋根瓦が飛ぶなどの被害が出た。けが人の報告はない。鹿児島地方気象台は13日、被害状況を調査。突風発生時に活発な積乱雲が通過し、被害域が帯状に分布していたことなどから「特定はできないが、竜巻の可能性がある」と発表した。

 風速は約35メートルと推定され、風の強さを示す改良藤田スケールでは、6段階で一番弱いJEF0に該当する。当時、南さつま市付近に竜巻注意情報は出ていなかった。

 市によると、建物6棟、車両4台に被害が出た。大王川沿いに駐車していた車2台が土手に転落。養鶏会社では駐車していた車2台が風にあおられ、フェンスにぶつかった。

 建設会社を営む男性(73)方は倉庫のスレート壁が数カ所はがれ、窓ガラスが割れた。「自宅の窓が閉まらないほど風雨が強まり、物は落ち、畳2枚が浮いた。黒い竜巻のようなのが見えたと後で聞いた」

 自宅の瓦の一部とテラスの天井が壊れた男性は「台風でもこれほどの被害はなかった」と話した。
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