2021/09/14 13:45

桜島で山体膨張、大きな噴石警戒 気象台呼び掛け

桜島(資料写真)
桜島(資料写真)
 鹿児島地方気象台は13日、桜島で山体膨張を示すわずかな地殻変動がみられると発表した。南岳山頂火口と昭和火口から大きな噴石が1キロを超えて飛んだり、小規模な火砕流が発生したりする恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、13日午前3時ごろから、島内に設置している傾斜計や伸縮計で山体膨張が観測され、午後10時現在、継続している。多量の噴煙を伴う噴火や、やや規模の大きな爆発で膨張が一気に解消される可能性もある。

 気象台は噴火警戒レベル3(入山規制)の範囲内の活動で、すぐにレベル4(避難準備)や5(避難)に切り替わることはないとみている。

 京都大学防災研究所の井口正人教授は「13日朝から、南岳山頂火口から灰が出始めている。半年ほどは、活発な状況が続く可能性が十分ある」と話した。
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