2021/09/24 11:00

鹿児島の企業 まだまだ男社会 女性管理職8%止まり 九州・沖縄8県で7位 民間調べ

 帝国データバンク福岡支店は、2021年の「女性登用に対する九州企業の意識調査」の結果をまとめた。課長級以上の管理職に占める女性の割合は、鹿児島県内の企業は平均8.0%だった。

 九州・沖縄の平均9.8%を下回り、8県中7位。管理職が「全員男性」の割合も半数を超え、女性の積極的な登用が求められているといえそうだ。

 同支店は「県内は中小事業者が多く、テレワークなど働きやすい環境整備が進んでいない。新型コロナウイルス禍で雇用削減を進めたことも要因ではないか」とみている。

 九州・沖縄の最多は熊本の11.4%で、沖縄10.5%、福岡、大分10.1%と続いた。全国平均は8.9%。

 女性活躍推進法が16年4月に施行され、政府は「指導的地位に占める女性の割合を30%にする」目標を掲げている。これを達成した県内企業は6.7%、九州・沖縄でも9.9%にとどまった。

 管理職が「全員男性」の県内企業は51.0%で、九州・沖縄(42.5%)を8.5ポイント上回る。今後の見通しでは、女性管理職が「増える」は12.5%、「変わらない」が68.3%だった。

 役員に占める女性の割合は、県内は平均14.2%で、九州・沖縄の12.6%を上回った。

 調査は7月15~31日に実施。九州・沖縄に本社を置く952社が回答し、鹿児島からは104社が応じた。
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