2021/09/22 06:30

鹿児島市内の「第三者認証店」酒OKに 県、24日から まん延防止30日解除 新型コロナ

鹿児島県庁
鹿児島県庁
 鹿児島県は、新型コロナウイルス「まん延防止等重点措置」の対策強化区域に指定している鹿児島市の「第三者認証」を受けた飲食店に限って、24日から酒類提供を午後7時半まで認める方針を固めたことが21日分かった。22日に対策本部会議を開き、決定する。塩田康一知事は南日本新聞の取材に「一時期に比べて感染が落ち着き、まん延防止の適用状況にはない」と述べ、予定通り30日で重点措置は解除になるとの見通しを明らかにした。

 県に適用されている「まん延防止等重点措置」期間中は、県内の全飲食店に要請する営業時間短縮(午前5時~午後8時)をはじめ、警戒基準「ステージ4(感染者爆発的拡大)」や独自の緊急事態宣言は維持する見通し。

 政府の基本的対処方針によると、感染状況が下降傾向にある場合、第三者認証店は知事判断で酒類の提供ができる。17日現在、県内の認証店は742店あり、うち鹿児島市は511店を占める。

 市内居住の新規感染者が8月中旬~下旬は150人に迫る日もあったが、減少傾向に転じ、9月21日は89日ぶりにゼロだった。時短営業長期化などで、飲食店の経済的負担が増す中、県は感染防止対策を徹底した上で社会経済活動の再開が不可欠と判断した。鹿児島市以外の飲食店は午前11時~午後7時に酒類提供できる。第三者認証店は時短要請に応じるか、通常営業を選択できる。

 県内全域の感染状況は落ち着きつつある。警戒基準は8月13日に最高レベルの「ステージ4」に引き上げたものの、9月20日現在の病床使用率は20.9%、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は9.68人で、「ステージ3(急増)」に該当か、下回っている。

 塩田知事は警戒基準の「ステージ4」維持について、18~20日の3連休の人出や飛行機の予約状況を踏まえ「急に緩めるのはどうか。県民には感染防止意識を持った行動を引き続きお願いしたい」と述べた。
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