2021/09/22 21:00

石蔵包む甘い香り 芋焼酎の仕込み最盛期 鹿児島・枕崎

もろみの入ったかめにサツマイモを入れる従業員=22日、枕崎市立神本町の薩摩酒造花渡川蒸溜所明治蔵
もろみの入ったかめにサツマイモを入れる従業員=22日、枕崎市立神本町の薩摩酒造花渡川蒸溜所明治蔵
 枕崎市立神本町の薩摩酒造花渡川蒸溜所明治蔵で、芋焼酎の仕込みが最盛期を迎えている。22日は米こうじに水と酵母を加えて発酵させた1次もろみに、サツマイモを入れる「2次仕込み」があり、石蔵が甘い香りに包まれた。

 原料芋はコガネセンガン。朝から一升瓶約2500本相当の4500キロを蒸して粉砕。半量を1次もろみが入ったかめ10個に投入し、下津裕也主任(35)らが、長さ約2.6メートルの櫂(かい)棒で丁寧にかき混ぜた。残り半量はタンク1基で仕込んだ。

 近年はサツマイモ基腐(もとぐされ)病の拡大が問題となっているが、下津主任は「取引先の努力で品質の良い芋は確保できた。この蔵では重厚感のある焼酎ができるので楽しんでほしい」と話した。
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