2021/09/25 09:00

政務活動費の公開度 九州で最高は沖縄、最低は… オンブズマン連絡会議調べ

 全国市民オンブズマン連絡会議(名古屋市)は24日、47都道府県議会の政務活動費(政活費)について、情報公開の状況を調べた結果(5月1日現在)を公表した。百点満点で採点し、鹿児島県議会は28点と2年連続で九州最下位。全国では40位だった。領収書や活動報告書などインターネット上での公開が進んでいないことが影響した。

 調査は(1)領収書(30点)(2)会計帳簿(20点)(3)活動報告書(同)(4)視察報告書(同)(5)政活費の使い方や公開に関する具体的マニュアル(10点)-の種別ごとに行った。

 採点は「住民がどれだけ情報にアクセスしやすいか」を重視。ネット公開のほか、報告書の作成義務付けや公表の有無、領収書の支払先個人名公表などに応じて点数を付けた。

 鹿児島の場合、(5)以外の資料をネット上に公開しておらず、会計帳簿の提出も義務付けていないため点数が低くなった。

 同会議が「基本的な情報の作成すら義務付けていない」とする50点以下は鹿児島を含む26道県。九州最上位は沖縄90点、全国1位は兵庫、奈良の各97点だった。

 同会議の児嶋研二代表幹事(68)は「鹿児島はいつでも誰でもネット上で見られるようにしておらず、ほぼ公開していない状態。議員は税金で活動しており、住民への説明責任をしっかりと果たすべきだ」と話した。

■政務活動費

 議員報酬やボーナスとは別に、議員の調査研究や活動に必要な経費の一部として交付される。どのような活動に使ったかの公表内容や方法は各議会が決める。鹿児島県議会議員は1人月30万円が交付され、県議会事務局(鹿児島市)で収支報告書や領収書などを閲覧できる。
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